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永代供養の法事はどうすればよいのでしょうか?【スタッフブログ】

永代供養の法事はどうすればよいのでしょうか?

永代供養での法事はどうなるのか?近年ニーズが高まっている永代供養について多くの方が悩んでいることでしょう。今回は、気になる永代供養の法事についてご説明します。

永代供養での一周忌や法事はどうしたらいいの?

永代供養では、供養のすべてを寺院や霊園にお任せすることになります。少子化が叫ばれて久しい現代において、後継者を必要としないということは、永代供養墓の最大のメリットと言えるかもしれません。

しかし、できるならば、四十九日や一周忌といった法事は、ごく親しい家族だけでも集まって供養してあげたほうが、故人も喜ばれるのではないでしょうか。

永代供養を頼んだ場合は仏壇を用意したり、法事をしたらいけないってネットで見たけど……

永代供養を寺院や霊園に依頼した場合、「お墓参りや法事を行ってはいけない」といった誤った情報をまれに見かけますが、そんな約束事はありません。

永代供養墓で寺院や霊園の管理者が、きちんと供養を行ってくれるとしても、できることなら、ご家族だけでもしっかり供養をしてあげたほうがよいでしょう。

永代供養墓をご検討の際にも、一般的な法事について知っておくことは、判断の一助に繋がります。

永代供養の法事といってもよくわからないんだけど、どんなことをするの?

永代供養の契約時に法事の種類についても、よく確認しておきましょう。以下、一般的な法事の流れと、永代供養での法事の流れをご説明します。

一般的な法事の流れ

まず、故人が亡くなられると通夜・葬儀が行われます。その後、初七日の法要がありますが、現代では遠方から参列された方に配慮して、葬儀と同じ日に執り行われる場合が多いでしょう。

仏教では、亡くなられた日から7週間、故人の霊はこの世とあの世をさまよい、生まれ変わる準備をしているとされています。この期間を忌中と呼びます。7週間が過ぎると忌明けとなり、四十九日法要を寺院で行い、故人の成仏を親戚や縁者でお祈りするのです。

四十九日のあと、最初に来るお盆、初盆(新盆)が過ぎ、一周忌・3年後の三回忌と続き、七回忌・十三回忌・十七回忌・二十三回忌・二十五回忌・二十七回忌・三十三回忌・三十七回忌・五十回忌となり、五十回忌以降は50年ごとに法要を行うのが正式とされます。

永代供養で行われる法事の流れ

上記は、従来のお墓を立て、子孫が法要を行う場合です。永代供養では通夜・葬儀の後、一周忌・三回忌・七回忌・十三回忌・十七回忌・二十三回忌~五十回忌まで続き、以降は行われない場合も多くあります。

また、何回忌まで法事を行うかを申し込みの際にしっかりと確認して話し合っておきましょう。

永代供養についてのご相談はメモリアルサービスへ

永代供養では、何十年も先のことまで見通すことが大切です。永代供養の契約時にどの法事までにするか、書面でしっかりと確認しておきましょう。

お墓選びの安心サポートメモリアルサービスでは、永代供養に関するご相談も承っております。永代供養についてお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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永代供養の期間について【スタッフブログ】

永代供養の期間について

永代供養の供養期間は管理する寺院や霊園によって異なるので、永代供養墓をご利用する際は注意が必要です。今回は、永代供養の供養期間に関する情報をご紹介します。

永代供養の期間

永代供養墓は、少子化などにより、近年ニーズが高まっている供養方法です。永代といっても未来永劫という意味ではなく、寺院や霊園が決めた一定の期間、遺骨の管理・供養をすることを永代供養と呼びます。

骨壷を安置する期間

一定の期間といっても様々ですが、永代供養墓で骨壷を安置しておける期間は17回忌、33回忌、50回忌までとされている寺院や霊園が多く、33回忌まで骨壷を安置するのが平均的と言われています。年数の計算も様々なので、契約の前に規約を確認しておきましょう。

骨壷の安置期間以降の供養

骨壷を安置する期間が過ぎると、ほとんどの寺院や霊園では、他の方の遺骨と合祀されます。永代供養では、遺骨が合祀されてからも、骨壷が安置されていた時と同様に手厚く供養されます。

合祀されてからは年間の管理料がかからない場合がほとんどですが、命日や年回忌の供養は別途料金がかかる場合があります。

永代供養墓の供養の期間

永代供養墓における供養の回数や期間は、管理者によってさまざま。供養祭を年一回行うところや、法要を毎月行うところ、回向を毎日行うところなど、宗派や寺院、管理者の考えによって異なります。

永代供養墓の供養の仕方

永代供養墓を管理する寺院や霊園には、供養する方の宗教を問わないところも多くあります。しかし、供養の仕方については、寺院や霊園が属する宗派や宗旨にのっとった形式で法儀が行われます。

たとえば、浄土真宗に属する寺院の永代供養墓に申し込んで、法要は日蓮宗によって営んでもらいたい、というようなことはできません。永代供養墓を管理する寺院や霊園の宗派は、申し込む前に確認をしておきましょう。

永代供養の費用

永代供養にかかる費用は、遺骨が安置される期間や納骨のタイプ、供養の内容などによって変わります。東京都内の永久供養墓の費用は50万円前後が平均的とされていますが、中には数百万円を超えるものも。

ただ、永代供養墓は個人の墓石を必要としないため、従来までの一般的なお墓よりは、費用を抑えることが可能です。

他にも、戒名授与を生前に行うサービスや、葬儀の法要を知人に連絡してくれるサービス、位牌供養を行う寺院や霊園などもあります。永代供養墓を選ぶ際は、こういったさまざまなサービスを事前に確認しておきましょう。

永代供養についてのご相談はメモリアルサービスへ

永代供養墓の管理期間は管理者によって異なるので、規約を事前に確認しておくことが大切です。また、将来にわたって供養をお任せするのですから、寺院や霊園の管理者がどのような考え方で供養をしているかを知っておくと気持ちよく供養することができるでしょう。

メモリアルサービスでは、永代供養に関するご相談も承っております。永代供養についてお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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永代供養にお参りは必要ですか?【スタッフブログ】

永代供養にお参りは必要ですか?

永代供養は、事情がありお墓などを持てない場合に、お寺や霊園が代わりに法要の時に供養を行ってくれる制度です。では、永代供養を行うと、お参りは不要なのでしょうか、それともお参りは行ったほうがいいのでしょうか?

お参りは何のために行うのか

永代供養をする、しないの前に、どうして私たちはお墓へのお参りや供養といったことをおこなうのでしょうか。お参りや供養というのは遺族が亡くなった方への感謝の気持ちを伝える場なのです。

特に、◯回忌というように行われる供養は、日常生活の中で忘れがちな故人への気持ちを思い出させてくれる行事とも言えます。感謝の気持ちを故人へ伝えることで、ご先祖様への感謝の気持ちを思い出させることにもつながります。

永代供養のお参り

お参りの本来の目的を考えると、永代供養をお願いしているからといってお参りをしなくてもよい、ということにはつながりません。

永代供養は、何らかの理由でこの先故人の法要をとり行うことができない場合に、遺族に変わって行ってくれるというだけのことです。

ご遺族の方がまだ生きているうちは、故人を偲び感謝の気持ちを伝える意味でも、できるだけお参りに行くことをおすすめします。だだし、以下の点をしっかりと確認しておきましょう。

宗派によってやり方が異なる

永代供養は、収められているお寺の宗派によって考え方が異なります。そのため、お参りに行ったときでもお供え物がいるのか、その作法はどうなのかをきちんとお寺に尋ねておくことが必要です。

また、どのタイミングでお参りに行くと良いのかも確認しておいたほうがよいでしょう。基本的には命日、春と秋のお彼岸、お盆といったタイミングが考えられますが、中には年に一回や月に一回、合同での法要を行うところもあります。

公営か、民営か

永代供養をお願いしたところが、公営の霊園なのか民営、いわゆるお寺なのかによってもお参りの仕方は異なります。公営の場合、お供え物やお布施は不要な場合が多いですが、お寺の場合はお布施が必要となる場合もあります。

いつまで供養してくれるか

永代供養といっても、遺骨を永遠に同じ所に安置してくれるのか、それとも期間が決められているのかが異なります。永代供養だからといって、全てが永遠に遺骨が残されているわけではありません。これは費用によって段階を決めているところもあります。

大事なのは気持ち

それぞれの宗派や霊園によって、お参りの方法やタイミングが異なるので事前にしっかりと確認して、できるだけお参りには行くとよいでしょう。大事なのは、故人への感謝を伝える、その気持ち。その気持こそが一番の供養になります。

メモリアルサービスでは、このように複雑に思える供養やお参りの方法についてもアドバイスを行っています。永代供養はどのようにすればいいのか、悩んだら一度お気軽にメモリアルサービスへご相談下さい。

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永代供養をする場合、仏壇はどうしたらよいでしょうか?【スタッフブログ】

永代供養をする場合、仏壇はどうしたらよいでしょうか?

永代供養は、事情によりお墓を持つことができない場合などに、霊園やお寺に遺骨を納めて、そこの住職・僧侶が代わりに管理や供養を行ってくれる方法のことです。 では、永代供養にした場合は仏壇は持たなくてもいいのでしょうか?その疑問にお答えしていきましょう。

供養は何のために?

供養は三回忌や七回忌といったかたちで行われ、仏壇の前に故人の身内や親族が揃い、お経をあげてもらうのが一般的です。故人を思い出し、懐かしみ、慈しむことで、その方に対しての尊敬や感謝の念を抱きます。

もし、あなたが死んでしまった後、このように時々でもいいから自分のことを思い出してもらうと嬉しいと思いませんか?供養はそんなふうに故人に喜んでもらうために行うものともいえます。

供養は誰が行う?

では、故人の供養は誰が行うのでしょうか?これはもちろん、その方の身内、さらには子孫が行う場合がほとんどです。しかし、子供がいない、墓地を持つことができないなど、何らかの理由でこの先の子孫が供養を行えない場合もでてくるかもしれません。

永代供養では、このように何らかの理由で供養ができないといった事態を避けることができます。その方法は霊園やお寺によって異なるため、直接相談してみましょう。

しかし、永代供養を行ったからといって、故人に縁のある方が生きているうちにすべての供養をお寺に任せるというのはちょっと悲しいと思いませんか?縁のある方が供養を行うのが本来のかたちです。

位牌、仏壇は残しましょう

このような理由から、永代供養をお願いしたからといって、位牌や仏壇を持たなくていいということにはなりません。できれば、毎朝毎晩、故人を偲び感謝を述べる気持ちは大切です。

日頃の感謝の気持ちが伝われば、ご先祖様も喜び、きっとあなたにもご先祖様の御加護が訪れることでしょう。永代供養を行ったからといって、まったく供養をしなくてもよいということではありません。

そのためにも、位牌や仏壇は残しておきましょう。仏壇を構えることが難しい場合、位牌だけでも問題ありません。大切なのは故人に対しての尊敬と感謝の念を持つことなのです。

永代供養でも気持ちが大切

もしあなたが最愛の人を残して死んでしまったら、心配で仕方なくなるのではないでしょうか。つまり、故人、さらにはご先祖様は常にあなたのことを心配して見守っているのです。

だからこそ、逆にあなたの方から故人を、そしてご先祖様を敬う気持ちを現すことが必要なのです。永代供養をしているからといって、その気持を放棄してしまったら、故人は浮かばれません。ぜひ、その気持ちを抱くためにも、位牌や仏壇を備えてみましょう。

メモリアルサービスでは、そんな永代供養に関してのご相談も承っています。実情にあった供養の方法についてもアドバイスしていますので、お気軽にご相談下さい。

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墓石に刻む言葉集

墓石に刻む言葉集

最近は名前だけでなく、墓石に好きな言葉を刻むケースが増えています。そもそも墓石に刻む文字や書体に決まりはありません。墓石に文字を刻む際の注意点も含めて、どんな言葉が刻まれているのかをご紹介します。

お墓に刻む言葉の意味

墓石の正面に文字を刻む場合、和型の場合は文字をタテに連ねるパターンになり、家名や題目などを刻むのが一般的です。家名に「代々の墓」と刻むのは合祀墓、「○○家」のみの場合は分家としてお墓を建てた場合に刻まれていました。

しかし、最近では故人とその家族が眠る場所、という意味を込めて「○○家」と苗字のみを刻むケースも多いようです。また、題目を入れる場合は、宗派によって違いがあります。

仏教の場合

仏教の場合、宗派によって刻む言葉が異なります。代表的なものは以下のとおりです。

  • 南無阿彌陀佛…浄土宗・信州・天台宗
  • 南無大師遍照金剛…真言宗
  • 南無妙法蓮華経…日蓮宗
  • 南無釈迦牟尼佛…臨済宗・曹洞宗
  • 俱会一処…浄土宗

ちなみに「戒名」とは、仏教徒になったときに「仏様の弟子になりました」という証明としてつけられるものです。本来は生前に授かるものですが、最近では死後が一般的になり、真言宗・禅宗・天台宗では戒名、浄土真宗では法名、日蓮宗では法号といいます。

神道の場合

神道の場合、「○○家澳津城」、「○○家奥都城」というように墓石に刻みます。また、洋型墓石においては、文字を横に連ねて「○○家」と刻むのが一般的でしたが、最近では「絆」や「ありがとう」という言葉や英文などを刻むケースも多いようです。

最近の事例

最近では、故人の好きだった言葉や想いなどを、漢字やアルファベットで墓石に自由に刻む方も増えています。

  • 一文字…絆・和・心・愛・空・望・想・幸など
  • 二文字…悠久・久遠・慈愛・平安・永遠・永劫・無限など
  • 三文字以上…旅立ち・こころ・とわに・永遠の愛・やすらぎなど
  • 英文…FOREVER・THANK YOU・ETERNALLY TOGETHER・AGAINなど

言葉を刻む場所について

好きな言葉を彫刻するのは主に洋型墓石に多く、竿石の表側には家名や好きな言葉を、裏側や側面には戒名・没年・俗名・享年などを刻むのが一般的です。個人単独のお墓の場合は、表側に戒名、側面に本名・生年月日などを刻みます。また、霊園によっては死後に望む世界を表現するために、墓石の表側に漢字一字を刻むことも。

墓石に好きな言葉を刻むときの注意点

好きな言葉を墓石に刻むことが定着してきているとはいえ、まだまだ最近のことです。寺院墓地の場合は、お墓に刻む言葉が制限されていることもあるので、予め確認しておきましょう。

親兄弟や妻子、子孫が入る予定のお墓の場合は、親族と話し合うことも忘れないようにしてください。

歌詞や小説などの無断使用はNG

また、有名書道家の作品をホームページからダウンロードしたり、小説の中のフレーズをそのまま抜粋したり、好きな歌詞を使ったり、ということは著作権や知的財産権に抵触する恐れがあります。どうしても使用したい場合は、権利のある個人や団体に問い合わせて確認しておきましょう。

末永く残ることを意識して言葉を選びましょう

供養方法の多様化によって、自由な発想で言葉を刻む例も広がりつつありますが、後々のトラブルが起こる可能性をできるだけ少なくしておくことが何よりも重要です。墓石に言葉を刻む際には、墓所の管理者や親族の了承などを必ず得ておきましょう。

メモリアルサービスでは、墓石の選び方など、お墓を建てる際に役立つ情報をご提供しています。墓石に関して気になることがございましたら、お気軽にご相談くださいませ。

墓石に刻む言葉集

お墓の植木について

お墓に植木を植えたいときは?

最近はガーデニング墓地のように、お墓に植木をして、故人の好きだった木や花などでを飾れるところが増えてきています。今回は、そうした専用墓地以外で花や木を植える際に気をつけるポイントを見ていきましょう。

お墓に木を植える際の注意点

「もともと植えていた木が枯れてしまったから植え替えたい」、「故人の好きだった草花や樹木をお墓の周りに植えたい」というご遺族の方のご要望もありますが、墓所によっては使用規則で植栽を一切禁止しているところもあります。お墓の植木を変更する際は、まず管理会社や石材店へ相談しましょう。

墓所のルールを確認する

墓所によっては植木を認めているものの、植木の高さや種類などに制限がある場合も。種類などの細かい規定がない場合でも、墓所の環境に適したものかどうかを管理会社や石材店に確認しておきましょう。せっかく植えても、すぐに枯れてしまったら、撤去する手間も費用もかかってしまいます。

また、墓所の環境に適した種類の植木かどうかの判断材料として、周囲のお墓がどんな木が植えられているかをチェックしてもよいでしょう。

近隣のお墓への影響を考える

樹木を植える場合は、花粉や落ち葉などによって、近隣の迷惑になることがあります。また、種類によっては成長とともに根が張って、お墓が傾いてしまったりすることもあるので、しっかりと注意しておきましょう。

メンテナンスについて確認する

木を植えたら、剪定や育て方など、手入れの方法を予め確認しておきましょう。お墓のクリーニングや雑草取りなどのメンテナンスを、年間セット料金で受けている専門業者もあるので、見積もりを出してもらって比較検討するのもおすすめです。

おすすめの植木の種類について

木が成長して根が張ってしまうと、石碑や外柵、納骨棺にヒビが入ってしまったり、墓石が傾いたりすることも。また、成長の早い植木は、剪定の手入れも大変になります。虫がつきにくく、近隣に迷惑のかからない低木類やメンテナンスの簡単な常緑樹がおすすめです。

おすすめの低木類

低木類だと、このような種類のものが人気です。

  • カイズカイブキ
  • コデマリ
  • アセビ
  • シキミ
  • ナンテン
  • アジサイ
  • 沈丁花
  • モクセイ
  • ツゲ
  • キャラボク

植木を考えている方は、一度情報を調べてみて、お気に入りのものを見つけてみてください。

お墓に木を植えるときには、まず石材店へ相談を

後々のことを考えずにお墓周りに木を植えてしまうと、メンテナンスが大変になるばかりか、思わぬトラブルを招く場合もあります。年に数回のお墓参りで、植木の手入れまでするのはなかなか難しいので、植木は慎重に選びましょう。

お墓選びをサポートしているメモリアルサービスでは、お墓に関する疑問や植木のことなど、さまざまなご相談を承っております。お墓にまつわることなら、どんなことでもお気軽にご相談ください。

お墓に植木を植えたいときは?

お墓周りの砂利について

お墓周りの砂利について

お墓参りのときなど、周りのお墓と自分のところと何かが違う。しかもきれいなお墓には皆、砂利が敷かれているような気がする…。と思ったことはありませんか? 今回はお墓に砂利を敷くメリットや手順についてご説明します。

お墓の周りに砂利を敷くメリットとは?

お墓の周りに砂利を敷くメリットは主に4つあります。

  • 見た目が良い、土のままよりも高級感が出る
  • 雑草の繁殖防止
  • 足元がぬかるまない
  • 水はけが良くなる

また、お墓に敷く砂利には種類がいくつかありますが、その中でも玉砂利が特に人気です。大きさや色合いなど種類がいくつかあり、色合いに関しては墓石の色とのバランスで選ぶとよいでしょう。

砂利を敷き詰めるまでの手順

砂利を敷き詰めるのは簡単なように思えますが、ていねいに行わなければ雑草が生い茂ることも。きちんと手順を追っていきましょう。

墓石周りの雑草の除去

まずは敷地内の雑草を取り除く必要がありますが、根が張ってしまっている場合は一度土を掘り返しましょう。その際、雑草が生えにくくなるように、除草シートやコンクリを打設しておけば後のメンテナンスが楽になります。最初は専門業者に任せて、入れ替え作業などのメンテナンスはご自分でなさるという方も多いようです。

専門業者への見積もり

専門業者に砂利の入れ替えを依頼する際には、以下の名目で費用がかかります。

  • 玉砂利の石代
  • 処分費用
  • 玉砂利の運搬・敷設費用

砂利を敷く面積が広ければ、必要になる石の量や作業量が増えて費用も高くなります。また、土に埋もれて量が減ったり、砂利の下から雑草が生えたりすると、砂利の入れ替えが必要になることも。まずは石材店や専門業者に見積もりをもらいましょう。

砂利の種類

お墓周りに敷く砂利には、大きく分けて「砕石」「玉砂利」「砂利」の3種類があります。

天然の岩石を機械で砕いて小さくした「砕石」は、全体的に角ばっていて、お墓周りを落ち着いた雰囲気に。「玉砂利」は丸みを帯びた大粒の石で、お墓に高級感を与えます。玉砂利と比べて小粒な「砂利」は、全体的に丸みがあり、色のバリエーションも豊富で踏み心地が人気です。

人気の玉砂利

バランスよく高級感の出る玉砂利の中でも、特に人気のものをご紹介します。

  • 高級黒玉砂利…高級感のある落ち着いた色合い。
  • 五色砂利…粒の大きさが7~20㎜ほどの砂利で、色の種類が豊富。
  • 白玉砂利…和・洋どちらにも使いやすく、お墓の周辺が明るく感じられる。

ある程度の費用や手間がかかるけれど、メリット大!

お墓に砂利を敷くことで、雰囲気が変わるだけでなく、汚れや雑草の心配も軽減します。多少の費用はかかっても、最初は専門業者に任せた方がよいでしょう。また、砂利を敷いたら、メンテナンスにも気をつける必要があります。砂利にはコケが生えるので、定期的に洗浄しましょう。

不安なことや疑問点などありましたら、お墓選びをサポートしているメモリアルサービスへお気軽にご相談を。墓石の選び方など、役立つページもございますので、ぜひご覧ください。

お墓周りの砂利について

お墓の開眼供養と納骨について

お墓の開眼供養と納骨について

開眼供養(かいげんくよう・かいがんくよう)とは、お墓を建てたあとに必要となる一番最初の儀式で、納骨を行う前に必ず行わなければなりません。今回は、開眼供養と納骨についてご説明いたします。

開眼供養とは?

 

開眼供養は、お墓を建立した後に、個人の遺骨を納める際に行う儀式です。仏像や仏画・仏壇、また、宗派や地域によって、開眼法要・入魂式・入仏式・お霊入れとも呼ばれています(浄土真宗では、本尊に魂を込めるという概念がないため、開眼法要や入魂式は行いません。建碑式や納骨法要と呼ばれる慶事の法要になります)。

“開眼”とは魂を入れるという意味で、建てたばかりのお墓に開眼供養をすることによって、故人の魂を墓石に迎え入れるのです。

開眼供養を行う時期

開眼供養を行う時期には、特に決まりがありませんが、お墓を建ててから遺骨をお墓におさめる”納骨法要”と一緒に行うのが一般的でしょう。お墓の完成日が決まったら、その時期の忌日(お彼岸、一周忌や三回忌などの年忌法要など)に合わせて行うことが多いようです。

気をつけるべきポイント

開眼供養はお墓という先祖の家が完成したというお祝いにもなるので、多くの人に参列してもらい、祝ってもらうのがよいとされています。

開眼供養の際は、菩提寺の僧侶や石材店にも日程を相談をして、会食の手配もしておきましょう。服装は略装服といって、平装で構いませんが、厳粛な儀式なのでカジュアルな服装は避けるようにご注意ください。

開眼供養に必要なもの

 

僧侶に菩提寺以外の場所に来てもらう場合は、お車代やお布施も用意しておきましょう。法要でお世話になった石材店や管理事務所には、志として御礼を3千円~5千円ほど包む習慣のある地域もあります。

この他にも、納骨代や花立・香炉・燭台などの仏具レンタル料、花代・供物代に加えて法要後の会食代などが必要です。供物は、山(高野豆腐、しいたけ、さつまいもなど)・海(昆布やわかめなど)・里(大根やニンジン、なすび、ピーマンなど彩どりのあるもの)のものを用意しておきましょう。

ほかにも、酒や菓子、赤飯、一握りの米と塩など、線香や万灯供養(ローソク2本に風から守るために和紙を巻き付ける)、数珠、半紙、筆などを用意しておきましょう。

お墓を立てる際にはいろいろな手順を確認しましょう

もちろん、寺院墓地以外の霊園などどんな墓所でも開眼供養を行うことは可能です。その場には手順や必要なものなど、地域によって違うこともあるので、まずは管理会社や石材店へ相談しましょう。

メモリアルサービスでは、お墓に関するあらゆるご相談を承っております。お墓を建てたあとにもいろいろな手順があるので、気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

お墓の開眼供養と納骨について

お墓のリフォームについて

お墓のリフォームについて

どんなに立派なお墓でも経年による劣化は防げませんが、早めにリフォームしておけば最小限の費用できれいに維持することができます。目地の割れや墓石の欠け、ヒビ割れなどの症状が出たら、リフォームが必要なサインです。

お墓のリフォームとは?

ひとくちにリフォームといっても、全部を替えるのか、研磨するのか、一部を替えるのか、など。もちろん墓石の状態によって、必要な期間や費用も違ってきます。

まずはお墓の気になるところをピックアップして、石材店に相談し、見積もりを見ながら検討していきましょう。それでは実際に、相談の多いリフォーム内容とその相場をご紹介します。

よくあるリフォーム例

墓石の建てられた時期や石材の素材、経年具合によってリフォーム内容も多岐にわたります。まずは石材店へ、お墓をどのようにきれいにしたいのかを相談してから、具体的にどういうリフォームが必要なのかを決めましょう。

墓石の洗浄

いわゆるお墓のクリーニングで、表面をきれいに洗浄し、シミや汚れを落とす作業です。風化してしまった目地を補修すれば、耐震性も上がり地震による倒壊防止になります。

また、洗浄に合わせて墓石の表面にコーティングを施しておけば、長期間の防水効果が期待できるのでオススメです。費用相場は以下のとおり。

  • 墓石の洗浄…5千円~1万円ほど
  • 墓石の研磨…20~30万円ほど
  • 目地の補修…3~5万円ほど

墓石の補修作業

長い年月が経つと、外柵にひずみがでたり、墓石や石碑が傾いてしまうことも珍しくありません。そんな場合は、石碑を組みなおして傾きを修正する必要があります。

また、墓石が欠けてしまったり、ひび割れてしまった場合には、できるだけ早く補修しましょう。特に石碑周りのセメントが割れている場合は、納骨室に水が溜まってしまうことがあるので注意が必要です。

花立や花筒などの付属品の取替え

装飾品や付属品を新しくするだけでも、お墓の雰囲気は変わるものです。最近では、古い花立の台座を残したまま、新しい花立を取り付けられるタイプもあります。

石材店へ仕様を確認して、通販やネットなどで購入できれば、お墓参りの際に自分で取り替えるのもよいでしょう。香炉や花立の交換費用も数千円~2万円ほどで済みます。

リフォームのタイミングについて

お墓を建てかえる場合は、既存の墓石の撤去と新しいお墓の建立などが必要になるため、200~300万円の費用がかかりますが、リフォームであれば数十万円できれいな状態になる可能性が高いでしょう。あまりに劣化が進んでしまうと、修繕やリフォームではまかなえなくなるので、なるべく早めのお手入れが必要です。

リフォームの際には複数社見積もりで検討比較を

できるだけ石材店とともに墓石の状態を細かくチェックして、何をどのようにしたら良いのか話し合いながらリフォーム箇所を決めて、見積もりを出してもらいましょう。複数社に見積もりを出してもらって比較検討すると、さらに明確になります。

メモリアルサービスでは、墓石の選び方の相談なども承っています。細かな補修やコーティングから、大規模なリフォームまで、墓石のプロにご相談いただければ無料で現地調査の上、予算に合わせた最適なリフォーム方法をご提案します。

お墓のリフォームについて

よいお墓を選ぶための5つのポイント

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一生に一度あるかないかの買い物となるお墓。“良いお墓”の選び方とは?誰もが納得のいくお墓を建てるのは、簡単なことではありません。今回は、良いお墓選びの重要な決め手となる5つのポイントをご紹介します。

よいお墓を選ぶポイント

よいお墓を選ぶために情報収集は必須ですが、その前に故人や自分(親族)たちにとって必要な条件を考える必要があります。まずは以下の重要ポイントを話し合ってからさまざまな情報を比較検討することで、具体的に自分たちにとって“よいお墓”へのイメージを形にしていきましょう。

ポイント1.墓所へのアクセスや周辺環境

お墓を選ぶときに一番重要視されるのが、自宅から墓所へのアクセスの良さです。実際に見学へ行くことはもちろん、お盆シーズンのアクセス状況も確認しておきましょう。また、環境によってお墓の劣化にも違いがあります。墓所にある他のお墓を観察して、環境整備がきちんとなされているかをチェックしておきましょう。

ポイント2.宗教

寺院墓地などの墓所形態によっては、宗旨や宗派を限定しているところもあります。現在属している宗旨・宗派が、受け入れ可能なところであるかどうかを確認しましょう。同じ仏教でも宗派などによっては、改宗が必要になるケースもあるのでご注意ください。

ポイント3.予算価格

お墓を買う際には、「永代使用料+墓石建立・工事代+その他=墓地購入費」と、購入後も支払い続けていく「年間管理料」や何年かに一度のメンテナンス代など「管理費」をトータルで考えておきましょう。

墓所の形態によって、購入費や管理費にかかる費用が変わります。石材店に見積もりを依頼する際は、墓地購入費と管理費、法要の際の諸経費など、お墓に関わるすべての費用を出してもらうようにしましょう。

ポイント4.信頼のおける石材店を選ぶ

墓石のメンテナンスなどでこの先ずっとお付き合いすることにもなるので、石材店選びも重要です。信頼がおけるかどうかを見極めるポイントのひとつとしては、専門的な知識だけではなく、しっかりとこちらの話を聞いてくれること。

また、都合の良いところばかりをアピールするのではなく、デメリットもきちんと教えてくれるお店がよいでしょう。創業年数の長さも地域から信頼されている証といえるので、ひとつの目安にしてみましょう。

ポイント5.墓地・霊園の設備状況

希望の墓所の候補が決まったら、必ず現地を見学して比較検討しましょう。実際に、アクセス状況や休憩所などの設備の有無、管理人は常駐しているのか、などをチェックしておきましょう。

お墓選びはあせらずに進めましょう

最近はさまざまな事情から、いろいろなケースの供養のかたちをお選びになる人が増えています。そのため、多くの情報からの取捨選択が必要になり、疲弊してしまう人も少なくないようです。

しかし、あせらずゆっくりと探していくことで、最終的に納得のいく、良いお墓を選ぶことにつながります。お客様に寄り添った目線でお墓選びをサポートしているメモリアルサービスは、お墓選びの不安を解消するお手伝いをいたします。墓石の選び方など、役立つページもございますので、ぜひご覧ください。