墓じまいにまつわるトラブルを防ぐには?

墓じまいにまつわるトラブルを防ぐには?

諸事情により、お墓の継承問題解消のための「墓じまい」に起こりがちなトラブルとは?費用面や親族間における理解不足などによるトラブルを防ぎつつ、スムーズに墓じまいをするためのポイントをご紹介します。

墓じまいとは?

墓じまいとは墓地の区画を返却すること。最近では、墓石を撤去し、納骨されている遺骨を引き取って別の形での供養を選択する人が増えています。

墓じまいを選択する理由

その最大の理由は、お墓の継承者がいないということ。他にも、お墓が遠方にあり墓参りが困難なため、維持管理ができないというケースも見受けられます。

お墓の継承者がいないと墓地は荒れてしまい、長期管理費などの支払いも滞るので、無縁仏としてお墓を撤去されてしまうことに。

そういった理由から、ご先祖様を無縁仏にしないよう、永代供養や散骨、自宅供養に切り替える目的で墓じまいをする人が増えています。

この場合、改葬と言ってお墓の引っ越しと同じ意味合いで行われますが、墓じまいは、お墓がなくなるということ。その後どのような形で供養をするかも決めておかなければなりません。

樹木葬や散骨、海洋葬などの自然葬を選択する人も増えてきて、亡くなったらお墓に入る、という考え方が薄れつつあるのも現状です。

墓じまいに起こりがちなトラブルとは?

墓じまいをスムーズに行うためには、そのための知識とさまざまな準備が必要になります。以下の墓じまいに起こりがちな3大トラブルを参考にして、時間をかけて準備を進めることが大切です。

費用におけるトラブル

●離壇費用(対寺院)

寺院で墓じまいを行う際には、離壇料(一般的に10~20万円程度)が必要ですが、予想以上の離壇料を請求されてトラブルになるケースも。

寺院によって金額設定はまちまちなので、金額に疑問をもったら金額設定の理由を尋ねるなど、よく話し合って納得のいく離壇料を決定しましょう。

●墓石の撤去費用(対石材店)

墓じまいの際には、お墓を更地にした状態で返却する必要があります。このときに、信頼できる専門業者に依頼できれば良いのですが、「指定業者制度により予想以上の金額を提示されて困ってしまった。」というケースが多いようです。

墓所の環境によって作業に手間がかからない場合は低料金で済むこともありますが、人手がたくさん必要になるような立地だと致し方ありません。

業者とよく話し合ったうえで、どうしてその金額になるのかを納得するまで説明してもらいましょう。

親族間におけるトラブル

「お墓を処分すると寂しい」など、心理的なものと費用負担面でトラブルになるケースが多いようです。

特に、墓じまいしてお墓を撤去してしまうと、先祖様を軽視しているととらえられがちですが、墓じまいの際にはお墓を撤去する前に供養もとで「魂抜き(閉魂供養)」を行い、墓石をただの石にかえる法要を行います。

ただの石となったものは、石材店に撤去してもらい、新たな形でちゃんと供養するということをしっかり理解してもらいましょう。

必要書類におけるトラブル

墓じまいをするための必要書類は、寺院や霊園によってさまざまです。現在利用している墓地で墓じまいするためには、どのような手続きが必要なのかを確認しましょう。

事前にトラブルを回避するために

墓地埋葬法が制定された昭和23年には墓じまいの概念がなかったため、現在はお墓の引っ越しとなる改葬の一部として取り扱われています。

しかし、法的な決まり事が無いことから、墓地管理会社や自治体によって取り扱いはさまざまです。

墓じまいのために必要な書類やそれにかかる費用など、専門の代行業者に依頼するのも手段のひとつです。ただ、親族間におけるコミュニケーションは、時間をかけてゆっくりと理解を得ることが必要です。

時間に余裕をもって墓じまいの準備を進めましょう

トラブルを事前に回避するためには、墓じまいに対する親族からの理解を得て、必要な費用や書類などを準備するのに1~3年ほどかけてゆっくりと進めていくことが大事です。

また、墓じまい後にどういう形で供養するのかについて親族の了承を得ておくことも必要になります。メモリアルサービスでは、墓じまいや改葬などのトータルサポートも行っておりますので、お気軽にご相談ください。

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