霊園の新聞チラシに「在来仏教であれば宗旨・宗派は不問です」と書いてありましたが、これはどういう意味なのでしょうか?

回答

在来仏教とは仏教系の新宗教や新々宗教を除く、伝統的な仏教の各宗派のことで具体的には以下の宗旨・宗派を指します。
1)奈良仏教系:律宗・法相宗・華厳宗など
2)天台系:天台宗など
3)真言系:高野山真言宗・真言宗智山派・真言宗豊山派など
4)浄土系:浄土宗・西山浄土宗・時宗など
5)真宗系:浄土真宗本願寺派・真宗大谷派・真宗高田派など
6)臨済系:臨済宗妙心寺派など
7)曹洞系:曹洞宗
8)黄檗系:黄檗宗
9)日蓮系:日蓮宗・法華宗など
「霊園」形式の場合、その多くが『宗教一切不問』となっており、宗教的な条件は問われることはありません。この場合、仏教のみならず神道やキリスト教の方、無宗教の方も申し込みできます。また、寺院墓地の場合には、その多くが『檀家になる』といった宗教的条件が付きます。『過去の宗教不問』という言葉を目にすることがありますが、これは「墓地購入前の宗教は問いませんが、墓地購入後は檀家になっていただきます」という意味になります。一部ながら、寺院墓地でも「宗教宗派不問」の墓地もありますが、「建墓後の祭祀や仏事については当寺が行う」といった条件が付くこともあります。つまり、「宗教不問」の全てが「祭祀・仏事も自由」とは限らないのです。墓所申込の条件だけでなく、建墓後の仏事の条件の有無も確認する必要があります。

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