【東京編】お墓の相場を徹底比較!

【東京編】お墓の相場を徹底比較!

東京近郊でお墓を建てるうえで、その相場は気になるものです。今回は、お墓(永代使用料+墓石価格)の価格はもちろん、経営主体の違いなど、東京でのお墓の相場を詳しく見ていきましょう。


東京のお墓・マネー事情

「第7回 お墓の消費者全国実態調査」(鎌倉新書2015年)によれば、お墓を購入する平均金額は、全国平均で約201万円。これが東京だけに注目すると、約217万円にもなります。これは東京の人口に比べ、土地面積が少ないことや、地価が高いことが理由で、東京は全国的に見てもお墓の価格相場が高く上位に入っています。


お墓の価格とは?

一般的にお墓の価格と呼ばれるものが、どのようなものか確認しておきましょう。お墓の価格とは、「永代使用料+石材代・施工代=お墓の価格」のこと。

お墓を建てる場合、霊園の土地(占有スペース)を「借りる」契約になります。その土地を永代的に使用するための料金が、永代使用料です。この永代使用料に墓石の材料代や、工事の施工代を足したものが、お墓の価格となります。


経営主体別の価格

お墓を建てる際、その霊園の経営主体によって価格に違いがあります。経営主体ごとに具体的な金額を見ていきましょう。

価格相場の比較

霊園の経営主体には3つあり、それぞれの価格相場は次のようになります。

  • 公営霊園:200万~1500万
  • 民間墓地:150万~500万
  • 寺院墓地:200万~1000万

比較してみると、価格帯にそれぞれ開きはありますが、民間・寺院墓地に比べ、都立霊園の方が価格が高いことが分かります。これは都立霊園のような公営の霊園は、民間・寺院墓地に比べ区画が広いことが理由です。

また立地条件はもちろん、霊園の人気も価格に反映されます。都立霊園には、多くの著名人が眠っていることで知られており、こうした霊園は人気が高くなる傾向なのです。霊園を選ぶ際は、霊園の歴史や眠っている著名人を調べることも、価格の判断材料となります。


東京墓地相場シミュレーション

お墓を建てる場合に、どのくらいの価格になるかシミュレートしてみましょう。まず、それぞれの経営主体ごとにサンプルとなる霊園・墓地、その永代使用料をあげます。今回は最低価格を元に算出してみます。

  • 公営霊園・・・青山霊園(約420万円)
  • 民間墓地・・・高輪メモリアルガーデン(約130万円)
  • 寺院墓地・・・恵光メモリアル新宿浄苑(約90万円)

次に墓石の材料費と施工費です。これには、「第7回 お墓の消費者全国実態調査」(鎌倉新書2015年)における、東京都の平均価格約130万円という数字を使用。これを元に各霊園・墓地ごとの価格を出してみると、

  • 【公営】青山霊園        約420万+約130万=約580万円
  • 【民間】高輪メモリアルガーデン 約130万+約130万=約260万円
  • 【寺院】恵光メモリアル新宿浄苑 約90万+約130万=約220万円

このような結果になります。やはり永代使用料の価格がお墓の相場を決める鍵と言えるでしょう。

お墓の相場をお墓選びの参考に

相場シミュレーションはいかがでしたか?お墓を建てる際は、永代使用料の差こそあれ相応の値段がかかります。施工代は石の材質により変動するので、価格を低く抑えたい場合などは、この点も注目すると良いでしょう。

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