墓石の価格相場について

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お墓を購入するときに一番気になる、墓石の価格相場。“お墓を買う”ことに対して、決まりごとがないので、必要な費用も人それぞれになります。今回は、墓石建立の際の費用や価格相場に関する疑問にお答えします。


信頼のおける石材店を選ぶ

石材店を自分で選べる墓所ならば、その地域で長く営業を続けているお店を何軒かあたり、見積もりを比較検討してください。お墓を建立したあとも定期的なメンテナンスなどで長いお付き合いとなるので、専門知識はもちろん、こちらの話もしっかり聞いてくれるお店を選びましょう。


墓所指定の石材店がある場合も、まずはお店へ出向いて実際に施工したお墓を見学したり、工事中の様子も見たりしておいて、できるだけコミュニケーションを取っておくことがその後のトラブル防止にもつながります。また、契約する前に、墓石建立にまつわる費用の相場もチェックしておきましょう。


墓石の形状と参考価格

お墓の形状は、和型・洋型・デザイン型の3つの種類が一般的です。そこからさらに、納骨室を広くしたり、装飾を施したり、墓石が大きい場合は使う石材の量が増えるので、価格が高くなります。

お墓の消費者アンケートによると、墓石の最多価格帯は100万~200万円が47%、100万円未満が31%、200万~300万円が12%という結果に。おおよそ100万円前後が墓石の価格相場と見てよいでしょう。


和型墓石

和型墓石は、仏舎利塔を簡略化した伝統の型。墓石自体は竿石、上台、中台、芝台の4段構成が一般的です。標準型のほか、墓石の上を丸くする香箱加工などの、特別加工を施した高級型などがあります。

墓石、カロート(納骨棺)、外柵が基本構成になっていて、墓誌、花立、燈籠、香炉、卒塔婆立などの装飾品を追加します。石材の種類も多く、標準型から高級型まで価格の相場には幅があります。


洋型墓石

洋型墓石は、公園墓地などの普及に伴って急速に増えている墓石。横に長く、高さは低いため安定感のある墓石です。1段式が標準型で、2段型、3段型があり、丸面取りやアール、くし型などの特別加工を選択することが可能です。

カロート部分は地上タイプと地下タイプがあり、それを囲む外柵部分は前面参道型、前面階段型、たたき仕上げなどの種類があります。花立、香炉などの装飾品も追加で加えることが可能。石材の量が比較的少ないため、ほかの型の墓石に比べると価格を抑えることができます。


オリジナルデザイン墓

オリジナルデザイン墓は、個性を重視して建墓者が生前に建てる場合や、故人への深い思いを表すため、また一族独自のアイデンティティを現すものなど、個性や価値観を大切にします。

そのため墓石の形や、刻印する文字・書体などを、オリジナルでつくることが可能。別途デザイン料などかかるため、価格は高くなる傾向にあります。


墓石の値段に違いが生じる理由

石材店で見積もりを出した際に、想定外の金額になってしまうパターンも少なくないようです。そのおもな理由を4つにまとめました。


石材の種類

お墓に使われる石の種類によって色や耐久性が違います。墓石に使用される石には300種類以上もあり、同じ量でも使用する石によって何倍もの差が出る場合も。

国産の石材は、本小松石や大島石、庵治石など古くからブランドが確立され、高級石材として人気があり価格の相場も高い傾向にあります。

また、国産の石の場合は同じ名前の石でもランクが分かれていて、価格に開きが生じることがあります。同じ石で値段が違うのは、ランクが違うからという理由がほとんどなので、気をつけましょう。

外国産では、中国、インド産が多く、アフリカやヨーロッパ産も流通しています。一般的には、中国産の白御影石が価格も求めやすく日本でもっとも多く使われています。

価格は石材の種類によってそれぞれ違うため、外国産が国産に比べ安いとは一概にはいえません。墓石に使う石材は、種類が豊富にあるので価格もさまざま。石材店でよく確認しましょう。


加工費

墓石のデザインや、装飾加工、墓石が国内か海外産かによって、加工にかかる費用も変動します。基本的に、海外産のほうが安くなる場合が多いようですが、仏教で卒塔婆や墓誌をつける場合もあり、それによって費用も変わっていきます。

墓石の加工には、和型は上部を丸くする香箱加工や、台座部分の切り出し亀腹、蓮華台などの加工があり、洋型にも、墓石の角を丸くする丸面取りなどの加工を施すことが可能です。

デザイン墓はさらにデザイン料や、デザインに合った文字・彫刻料などが必要になり価格が上昇します。装飾品には、墓誌や卒塔婆立のほかに香炉・花立・水鉢・燈籠など、それぞれ種類があり加工も可能です。


石材の量

墓石の大きさや装飾など、石の量をたくさん使えば使うほど価格も上がります。石材の量は、墓石自体の大きさのほか外柵や装飾品の量で決まります。標準墓に比べ、段数が増えたり装飾品を追加するなど、石材の量が増える高級型は必然的に価格が高くなるでしょう。


施工費

墓所の立地など道路環境によって金額が変わります。すでに墓石が設置されていたり、据付型などの施工しやすい状態にあるものは費用が軽くなることも。逆に整備されていないところなど、機材が搬入しづらいところほど人手が必要になる分、費用がかかります。

お墓の基礎工事とは、外柵や石碑を設置するための基礎をコンクリートで造る工事のこと。業者によっては、強度や耐久性を増すための加工を施す場合があります。コンクリートが乾燥後、外柵や石碑を据え付け、香炉など装飾品を設置して完成です。

石材や工事の道具などを運搬する軽トラやクレーンなどの機材が使えると、スムーズに工事を行うことができます。墓地の場所や状況により、機材が使えず人力に頼る場合は価格が高くなります。施工費の相場を事前に確認しておくとよいでしょう。


予算内におさまるように調整しましょう

お墓を建立するときは、何より信頼のおける石材店を選ぶことが大切です。経済的な負担を軽くしたければ、公営霊園をはじめとする指定業者のない墓所を選択するのもひとつの手段でしょう。

墓石の値段だけでなく、墓所へ最初に支払う総額や管理費など、定期的に必要となる金額をしっかり確認してください。石材店の選び方やお金のことを細かく尋ねづらいなど困りごとや疑問などが生じたときには、メモリアルサービスへご相談ください。

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